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付属柏中学校の制服は、現在の流通経済大学付属柏高等学校の制服をベースにしたものとなります。
付属柏高校は開校6年目の1990年(平成2年)に現在着用している制服にフルモデルチェンジしてから、これまで変わっておりません。これを採用した時には、学園の教育理念に基づいた普遍的な要素が加味され、時代を先取りした斬新なデザインでサブ制服があり、当時はコーディネート可能な制服として注目を集めました。
流通経済大学の創設期から長きに渡って学長を務め、付属柏高校を創設した日通学園 学園長の佐伯弘治先生は、四年制大学の付属高校の在り方として「学ぶものに自信と勇気、そして希望を与えるリベラルな校風」にすることを掲げ、理想的な生徒のイメージについては、「穏やかで、ちょっと都会的でスマートな、味わいのある生徒」だと語っていました。
当時の制服を変えるにあたっては、この想いの下で都会的で気品が感じられるデザインの制服を目指したのです。そして、付属柏高校の教育理念である「国際社会で活躍できる社会有為な人材」に育ってほしいという願いが込められ、エンブレムをつけたブレザータイプの新しい制服となったのです。
付属柏高校の制服は、これまで長年に渡って多くの生徒から愛され親しまれてきました。
その間、何度となく制服検討委員会が開催されましたが、生徒や保護者などから現在の制服を支持する声が圧倒的に多く聞かれたため、変更することなく現在に至っております。
付属柏中学校の制服を決定するに当たっては、何度も検討しましたが、制服に込められた願いを高校生と同様に、中学生にも受け止めてほしい、そして流経柏生としての自覚と誇りをもって学校生活を送ってほしいという願いと、先輩たちが親しみをもって代々受け継いできた制服への思いを大事にしたいということで、高校の制服をベースにしながら、トレンドを取り入れ、現代の若者の体型に合わせて改良を加えたものにしました。
高校の制服同様、上質のウール100%の生地を使用し、伝統のネイビーブレザーの胸に流経のエンブレムが刺繍されています。